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狐火というリアル

hip hop 音楽 hip hop-狐火
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先日、あっこゴリラのおかえりなさい式で狐火さんと話してからあたしの中で狐火旋風が止まらない。

もともとジャパニーズhip hopに疎かったあたしが、初めて狐火というラッパーの存在を知ったのはDAOKOのみらいよそうズだった。6月や観音クリエーションなどのビートメーカーが集結し、その思春期特有の女の子の、ふわふわしていて、でも繊細な世界観を現したDaokoの傑作HYPER GIRL:向こう側の女の子。中でも浮遊感が強くて哀愁が漂うみらいよそうズだけども、そこでDAOKOのふわっとしたラップにアクセントを添えているのが狐火だ。 

みらいよそうズ feat. 狐火 (Produced by DJ 6月)

みらいよそうズ feat. 狐火 (Produced by DJ 6月)

  • DAOKO
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

 

オラオラでもなく、ゴリゴリでもない。でも直情型のラップ。強いて言うなら「魂の叫び」という表現がしっくりくる。言葉を全力で体からひりだしている感じ。見てくれだとPUNPEEや田中光君みたいなスマートなラッパーみたいだけれど、スタイルはまた違う。

その後も彼の名前を耳にすることがあったが、やっぱり反原発の社会派ラッパーという印象が強くて、うっかりスルーしていた。ロンリーギャルとかリアルシリーズは聴いてたけど、観音クリエーションとかだし、普通にいいなって思ってた。
でもこれは何度も言ってるけど、あたしは元々USのHIP HIPを聴いて育ってるから実は日本人のラップって音として捉えるくせがあって、リリックちゃんと聴いてなかった。それがいけなかった。

 

そしてあっこゴリラTokyo Banana pt 2。
これオフレコなのかもしれないけれど、こないだよっぱらってあっこゴリラが「狐火さんはあたしを一番最初に客演に呼んでくれた恩人です!一生狐火さんについていきます!」って叫んでいて、その信頼関係が成り立ってるからこその相性の良さなんだなって思った。 

TOKYO BANANA Ⅱ (feat. 狐火)

TOKYO BANANA Ⅱ (feat. 狐火)

  • あっこゴリラ
  • J-Pop
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

 

そんであたしは初めて狐火さんとお話をしたんだけれど、酔っぱらってくだらない話を延々としてしまったにも関わらず、狐火さんは面白がって聞いてくれた。物腰が柔らかくてとってもいい人だった。

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その余韻に浸りながら家に帰ってから狐火を聴き直した。やっぱり本人に会ったっていうインパクトは強く、今度はすんなりリリックが入ってきたんだけど、31歳のリアルがちょうど自分の中々仕事が見つからないという境遇とシンクロしてしまった。

 

youtu.be

 

絶対こんなはずじゃなかった 俺こんなはずじゃなかったんだよ
こんな会社明日やめてやる 絶対に明日やめてやるからな

 

あたしは色々考えて前の会社をやめた、はずだった。

うかつにもたまに仕事を辞めたことを後悔しそうになる。明日の飯もどうなるかわらないこの状況に疲れて自分の選択を否定しそうになる。
31歳のリアルの主人公は最終的に会社をやめずにがんばるって選択をしているけど、あたしはやめてしまった。でもこの曲を聴いて、あたしはその選択が間違えてなかったことを再確認できた。まさに迷えるサラリーマンの鎮魂歌だ。

天は人の上に人を作らず 人の下に人を作らせた

サラリーマン兼業ラッパーの苦労を言葉を通して表現する狐火。それは他のラッパーと比べたらミニマムな世界観かもしれないけれど、でも背伸びをせずに等身大の姿を描く。痛いほどにリアルなリリックだ。

共鳴は人にとって最大の慰めだと思う。現金収入が激減してどうやって12月を生き抜こうかと不安になっていたあたしは深夜に泣きながらこの曲を何度も何度も聴いた。それくらいこの曲が救いになった。今はその極貧パニックを切り抜けてこの曲を聴くたびにがんばろうって思えるようになった。


調べたら狐火さんはポエトリーリーディングラッパーを自称していた。フロエトリーやジルスコットなんかもポエトリーリーディングから派生したアーティストだけど、狐火も確かにそんな感じがする。

31歳だけでなく、27歳のリアルも良かったし、30歳のリアルも良い。それぞれに状況の違い、考え方の違いが現れていてとてもよかった。放射能の季節など反原発系の作品もさらっと聴く分にはいいけど、やっぱりリアルシリーズががつんと来た。

あとなんといっても音がいい。良いビートメーカーが集まるのもその人柄故なのかなあってなんとなく思ってしまった。特に観音クリエーションとのタッグがとってもよい。

 

あたしはこの感動をだれかと共有したくなってうっかり友達に聴かせてしまった。「これ、深夜に聴いたら来るっしょー」と言っていた友達は「先回りして45歳のリアルとかも聴いてみたい。」とまで言っていた。たしかにそう思うけど、それもこれからの楽しみにしていきたい。 

悩めるサラリーマンは狐火のリアルシリーズをぜひ聴いてみてほしい。 

 

27才のリアル

27才のリアル

  • 狐火
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes
28才のリアル

28才のリアル

  • 狐火
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes
29才のリアル

29才のリアル

  • 狐火
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes
30才のリアル

30才のリアル

  • 狐火
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes
31才のリアル

31才のリアル

  • 狐火
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes
32才のリアル

32才のリアル

  • 狐火
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes
33才のリアル

33才のリアル

  • 狐火
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

 


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