こんこん靴市
すっかり忘れてたけど、今年も清川のこんこん靴市に行ってきました。今年は下町で焼き物を焼いては都会で踊り続ける焼き物師匠と千住の紫式部と一緒に参りました。
南千住から徒歩7分ほどの距離にある玉姫稲荷神社。そこで氏子の靴の問屋さんが集ってアウトレットセールなどを開催するのだ。パっと見るとおじさんの革靴かおばさんのすすけたパンプスしか売ってないんだけれど、よく見ていると使えそうな可愛い靴もある。去年はスウェードのブーツを2900円で買えた。今年は何が見つかるかなとじっくり品定めして回る。
その結果チャンピオンのトロピカルなスニーカーを3000円で購入。お姉さま方はスウェードのスリッポンをお値打ち価格で購入してました。やったね。
でね、靴も良かったんだけれども、カバンと財布も良いんだ。
カイマンっていうのかな、鰐皮の財布の発色がとっても綺麗でうっかりほしくなってしまった。こんなの持ってたらPETAに怒られちゃうけれど、やっぱ鰐皮はいいなあ。でも無職だから我慢。あと山ぶどう鶴を緻密に編み込んで作られたカバンもあってかわいかった。市場価格35000円のものが靴市限定で29000円。「最後のストックだから25000円にするよ」って言ってくれたけども泣く泣く諦める。
うちの式部が手ごろだけどかわいい鞄を購入していたんだけど、式部節が炸裂してた。「ちょっとこれ貸して」とおじさんの販促ツールであろう書類を強引に借りてカバンに入れて「書類入るかなあ」と内容量を計っていた。さすがです。革の工芸品のお店なんかもあって楽しかったよ。革のバレッタだとか滑革のがま口ショルダーとか素敵だった。最後はきちんと神社でお参り。
そのあとはカフェバッハでお茶。やっぱり人気店、小一時間並ぶ。しかも並んでいたらいきなり道路に車が横付けで停まり、中から裕福そうなヒスパニック系のおじさんがぞろぞろと。通訳らしき人がバッハの店員さんに「大使館の…」と話していて衝撃だった。南千住では国家レベルで何かが動いているらしい。
やっと席につけて「本日のパンは何ですか？」「ムレ－でございます」「じゃそれで」という流れだったものの、3人で「ムレ－って何」「ググっても画像出てこないんだけど」とひそひそしていたら「大変申し訳ございませんでした。本日のパン、先ほど終了してしまいまして」と詫びられてしまい、結局ムレ－が何なのかわからず仕舞。次にムレ－を食べられるのはいつの日か。
物欲炸裂のこんこん靴市、来秋にもやるからまた皆で行きたいな。その時こそムレ－を食べてみたい。
