どうも経済的に余裕がなくなってからというもの、物欲と向き合うことが少なくなった。物欲が無くなったわけではない。ただ、埋められることのない欲と向き合うのはなんともむなしいので押し殺しているだけだ。それなのにあたかも雲や霞を喰らう仙人のような顔をしながら生きている。まあ、仕方がない。
でもたまにはおでかけをしようじゃないかと思い、押上と浅草に行ってきた。押し上がって行こうぜ!
押上MonPetitのポップコーン
スカイツリーのふもとにあるポップコーン専門店モンプティ。本来スナック菓子であるポップコーンをカラフルな色合いとスウィートな味付けで立派なスイーツに仕上げた。店内はピンクを基調とした装飾に、アイス屋のように並べられたポップコーン。
眺めているだけでも楽しくなるが、どの味を食べようか本当に迷ってしまった。抹茶やチョコにも惹かれたんだけれど、結局キャラメルナッツをチョイス。
でも普通のキャラメルとは違って、ナッツ入りっていうのがミソ。口に入れると香ばしいキャラメルの味とポップコーンのふわっとした食感が口の中に広がるんだけれど、そのあとにナッツのカリカリ感が来て、二度嬉しいのだ。しかもSサイズなら440円と手ごろだし、袋にチャックもついててとっても便利。次は何味を頼もうかな、なんて既に考えている。
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MonPetit(モンプティー)大人可愛いポップコーンショップ
革ショップ Asakusa Made
押上から歩いて言問橋を渡って左手にAMと書かれたお店があった。Asakusa Made、浅草の今戸の工場で作られた革製品を直売。Webニュースでも取り上げられていて、その洗練されたデザインと、直売だからできる低価格というのに惹かれて実際に見に行ったのだ。
メンズ、レディースともにカバンをメインに扱っていたんだけれど、本革の素敵なトートバックが2万円前後で売られていて、本当に欲しくなってしまい、なんであたし今無職なんだろうと己の甲斐性の無さを呪った。画像はさすがに撮れなかったんだけれども、ホームページの写真はこんな感じ。
メンズは黒やブラウンなどのベーシックなデザインなんだけれども、どれもシンプルで品が良くて素敵でした。キーケースやカードケースなどの小物も低価格で素敵だった。就職したら買い物に来よう。
ロッジ明石
浅草の昔ながらの洋食屋さん、ロッジ明石にやっと行けた。味も良いんだけれど、見よ、このテーブルを。
昔のゲーセンにあった麻雀ゲームをそのまんま活用!浅草レトロ、ここに極まれり。麻雀ゲームの上で食べるカツ重はとっても美味しかったです。日曜なので店内では競馬放送が流れていて、のほほんしてた。
まるごとにっぽん
それからまるごとにっぽんへ。いつも見かけていたんだけれど、外人向けのお土産屋さんかなくらいにしか思ってなくて、ちゃんと入ったのは初めて。実際は規模の大きい地域物産展という感じで、1階が地域の特色を活かしたお総菜、2Fが雑貨や民芸品、3Fがまんま物産展、4階がレストランフロアって感じで面白かった。
まあ、浅草の洗練された部分を抜粋したけれど、実際は日曜だったからウィンズまわりには競馬の客が初音小路まで何十人も座り込んでて、終末感が凄かったし、ホッピー通りは昼間っから皆飲んだくれていて、そのカオスっぷりもひっくるめて楽しい街だなって思った。
たまにはちゃんと外に出て歩き回らないと精神的に良くないんだなーとしみじみ。お金なんか使わなくてもいいんだから、ちゃんと街に出歩こうって思った。
そしてAsakusa Madeのカバンが欲しいので早く就職見つけたいです。がんばろう。