先日194先生やナリさんなど下町周りの文化人にお誘いを受けて、クリストフ・シュパイデル展に行ってきました。
Christophe Szpajdel solo exhibition “Owakudani-The Valley of Hell”
クリストフ・シュパイデルは94年からデスメタルバンドのロゴをずっと作り続けているベルギー人、とのこと。ヘヴィメタは聴いたこともないのでなんのことやらさっぱり。でもロゴだけなら楽しめるかなと思って乗っかってしまった。
HHHギャラリーは堀切という下町の中でもマイナーなエリアにある。確か、都内で一番家賃がやすいエリアということでメディアにも取り上げられた。確かに何もないところなんだけれど、何もないからこそ食文化が発達していてやたらと飲食店が並んでいる。
HHHギャラリーはその飲食店ストリートを過ぎたところにあるほんわかしたギャラリーだ。戸建てを丸々改装した贅沢なスペース。天井も高く、白い壁に囲まれた室内は不思議な雰囲気を醸し出している。
そしてクリストフ・シュパイデルの作品はとっても良かった。
まず目に入ってきたのは猫をモチーフにしたロゴだった。言葉を猫の模様に見立てた素敵な作品。ロゴという概念を超えて、もはやイラストだろう。
結構ラフな感じでクリップで留められている。他にも素敵な作品が沢山。特に和を意識した妖怪ネタもたくさんあって面白かった。
「THE メタルのロゴ」というようなものもたくさんあるけれど、メタルとかわからなくても十分に楽しめる展示でした。
しかも入館料は無料。シャツやブックなども購入できるよ。
ちなみにギャラリーのとなりのスタジオスペースにもお邪魔しました。大きい作品の制作はもちろん、ランプがあるのでスケボーの練習までできるみたい。
そのあとは堀切菖蒲園の知る人ぞ知る㐂多Gに連れて行ってもらいました。下町ハイボールはもちろん、おでんもお魚も美味しかった。
㐂多Gについてはこちらのブログをご覧ください。
クリストフ・シュパイデルは27日まで開催されるようです。秋の休日、葛飾の秘境にロゴアートを楽しみにきてはどうでしょう。