ロサンゼルスにジャスティン・ホプキンスという売れない歌手がいる。
アメリカで働いていたころの同僚が、ハモサビーチなどのライブハウスで遊んでいた時にライブを見て知ったそう。そんで「こんな人がいるんだよ」とあたしにも教えてくれた。インディレーベルからしかCDは出してはいないが、グーグードールズとかBbmakのようなライトなポップで聴きやすくて、本当にローカルな歌手だけど、とても好きだった。残念ながらライブを見る機会はなかったけれども。
特にHere goes nothingという曲が好きなんだけれど、itunesを探してもスローバージョンしかなかったので、ツイッターにアップした動画を貼る。
— sundaymorningswim (@sundaynoon01010) 2016年8月3日
あとKeeMo & Schildの曲にゲスト参加したRevolutionも良かった。
2枚のアルバムと1枚のEPを出しているし、そこそこ良い曲もある。
自分が帰国してからもう7年以上が経った。ジャスティン・ホプキンスも少しは有名な歌手になったのかな?と調べてみたら、アメリカズ・ゴット・タレントという人気オーディション番組で何週か勝ち残り、そしてThe Voiceというオーディション番組でも決勝まで残ってThe Voiceのオムニバスアルバムに参加していたりして、少しは知名度が上がったみたいだ。だけども相変わらずソーラーパネルのコンサルをしながらの兼業アーティストをしているらしい。ちなみに同僚は本人に直接「アメリカゴットタレントがんばってね」って声を掛けたと言っていた。
器用になんでも楽器をこなすけれどパンチがないのかな、華がないのかな。でもこうやって地元に密着しながらマイペースにやっていくのが本人らしくていいのかな。
なんてほぼ無名の歌手に色々思いを馳せてみる。
日本でも売れなくていい。でもいつかジャスティンの曲がビルボードHot100を駆け上っていくのを、なんていったら贅沢過ぎるな。37位どまりくらいでもいいから、いつか彼と言う存在が日の目を見る日が来てほしいと思って、微力ながらもこのブログで取り上げる。ぜひ聴いてみてほしい。