今もう日本でも流行りに流行ってるフィメールラップ。高校生ラップ選手権やMCバトルの活性化に伴って、どんどん新しいラッパーが登場しています。でもそもそも、日本での女性ラッパーって誰が始めたの?そしてどんなラッパーがいたの?なんて気になりませんか?そんなわけでまとめてみました!
90年代
90年代はジャパニーズhip hop自体が黎明期だったけども、やっぱりEast end+yuriが活躍したのがとっても大きいと思う。あまりにも売れすぎてネタ扱いされてしまっているけれど、やっぱり名クラシックだなあ。市井由理は東京パフォーマンスドール出身なんだけど、日本における女性ラッパーの元祖!
その後追いでayumiというアイドルが95年に童子-Tと一緒にラップソングを出しているんだけれども、その子は誰もが知っている大物歌手になっちゃう。
あと90年代だとHACという女性ラッパーがさんピンCampに参加してたかな。
rumiも般若と共に当時から活動。rumiはソロとして成功したのが2000年代って印象だけれど、やっぱ大御所だけあって当時からキャリアを積んでいました。
2000年代
2000年に入るとM-floが大活躍していたけれど、LISAもちょこちょこラップしています。
そしてラッパー兼シンガーとしてデビューしたAIがDef Jam japanに所属して話題に。安室ちゃんとも共演してたね。
ASAYAN出身のHeartsdalesも活躍してたな。
この辺はジャパニーズR&Bの延長という感じかな。
2002年にはさよならでおなじみのgaoがreal-gという名前でラッパーとして再デビュー。G-starというインディレーベルでmariaというラッパーと共に活躍していました。これがアメリカのHIPHOPサウンドを意識していて、結構革新的でした。ゴリゴリすぎてダサかっこいいというか。
coma-chiが2005年のB-boyPARKで準優勝ってのも忘れちゃいけない。女性として初めての快挙です。
Rumiもこの前後から名曲を連発。少し前にもsimilabのmariaとLA NINAという曲をドロップしていて大御所の風格を見せつけていました。
他にもMc姫だったりMC麻起、ANTY the 紅乃壱、Norisiam-Xといったラッパーも活躍していました。ここまでが日本のフィメールラッパーの大まかな歴史かな。
2010年代
そして現在、MCバトルも活発化し、シーンは更に多様化。非常に多くの女性ラッパーが活躍しています。
四季という名曲を放ち、今後の活躍も目が離せない我らがcoppu。
simi labのmariaちゃん。
最近話題のあっこゴリラ。
他にもacharu、yurika、泉まくら、YIMなどたくさんのラッパーが活躍。mc miri、ちゃんみな、Reichiなど期待の新人も登場。
このフィメールラッパー戦国時代に、それぞれどうやって名をあげていくのか、皆さんの今後の活躍がとても楽しみです。
Special thanx
丸省 from 秘密結社MMR
太尊 from SKB
Coppu