北千住の町おこしの一環として取り組まれている「千住いえまちプロジェクト」、その中の企画の一つである千住まちヨガ祭に参加してきました。
千住の由緒ある神社やお寺、更に銭湯や荒川の土手など千住の名スポットでヨガが楽しめちゃう企画なんだけれども、今回は何度もお酒を交わしたことがあるMITSUEさんがヨガ講師を勤める「いえまちスペシャルメドレーヨガ」にチャレンジ!
といってもMITSUE大先生のクラスはさっそく満員で予約が取れない。そこをなんとかキャンセルがでないもんかと運営サイドに相談していたらちょうどキャンセルがでたらしく、善処して頂きました。ありがたやありがたや。
いえまちスペシャルメドレーヨガは北千住の土手からほど近い安養院というお寺で開催された。鎌倉時代に北条時頼によって創建された真言宗豊山派の寺院だそう。火災による移転もあったというけれど本堂に祀られている金銅仏の阿弥陀如来像は鎌倉末期のもの。そんな由緒正しいお寺でした。実際に院内にはいってみると、手入れの行き届いた静かで素敵なお寺でした。
本堂では既に生徒さんたちがヨガマットを敷き詰めてスタンバイ。MITSUEさんやAsakoさんら講師や主催サイド、そしてご住職の挨拶をきいてから、そのまま般若心経を全員で読経。読経なんてことはしたことがなかったけれど、ちゃんとフリガナのついた般若心経を頂いたのでなんとか読めました。もうこの時点で心が洗われてしまう。
そして最初の講師はASAKOさん。ストレッチを交えた座位のポーズが中心。歴史あるお寺の祭壇の前で自分の内面を見つめながら筋肉を使い、肉体とも向き合っていく。なんとASAKOさんは今回インストラクターデビューだったらしいのだけれども、終始落ち着いていてとってもよかった。ヨガのレベルも初心者でもこなせてしまうちょうどよい具合でした。
そこから後半はMITSUE先生にバトンタッチ。立位を中心としたポーズが続く。やっぱり慣れているだけあって、透き通ってた声が本堂に響き渡る。
しかし実はMITSUE先生のヨガは意外とハードだった。太陽礼拝という複数のポーズのコンビネーションがあるんだけれども、その太陽礼拝をなんと4巡もした。しかもダウンドック(下向き犬のポーズ)がちょっと長めのホールドだったので肩や腰が結構プルプルしていた。他にもウサギのポーズ、鋤のポーズやラクダのポーズなどチャレンジポーズもあったけれども、そこは調節しながら自分のペースでやっていける。そしてまさかの三転倒立にもチャレンジ。転んだ時に前の人にぶつかったら申し訳ないなと思い、控えめだったけれどしっかりチャレンジできた。
最後はお寺の本堂でシャワーサナ(休息)。目を開けば輝かしいお寺の天井。とてつもない開放感と心地の良い疲労感。ほどよい西日の陽気とそよ風に包み込まれる。りんかな?仏具のチーンという音が響いてきて、そのまま寝たくなるくらい気持ちが良かった。
お寺で読経とヨガ。熱心なヨギーには堪らないこのコンビ。定期的にやっているそうなのでぜひ次もチャレンジしたいと思う。初心者でも十分に楽しめる内容なので千住近辺にお住まいの方はぜひ一度お試しくださいネ!