あたしは文系の割に理屈屋で負けん気が強い。だからあたしより優れた生き物に関しては基本的に認めないし、素晴らしいものを見ても「別の星の元に産まれたのよ」って割り切って考えてしまう。今までそうやって生きてきたし、そうやって距離を置いた方が実際楽だった。
でも嫉妬した男が一人いる。歳がちょっと上で、認めたくないけどハンサムで、スカしてんじゃねえよって悪態つきたかったのに無駄にゲイフレンドリーで、非の付け所がない。あたしは恋愛感情とかじゃなくて、純粋に彼をリスペクトせざるを得ない。だから悔しい。悔しいけど彼の作品が好きだ。大好きだ。
その名はAutotent。下町から飛び出したトラックメーカーだ。まあ、まずは聴いておくんなましーな、彼のトラックを。
かっこいいんだ。トラックに留めとくには惜しいくらいの浮遊感。
こっちも。
綺麗で、本人はそうでもないのにでもトラックは綺麗で、好きだ。おしゃれ過ぎず、でも芋臭くなくて、なのにどこか暖かい。
そんな「昨日何食べた?」を愛読書としてるテント君が3/12に日比谷のライブに出るよ。
3/11はあたしたちにとっても忘れられない日。過ぎたことにしては大き過ぎて受け止められなくて、でも風化させるには早すぎて。だからもう少しだけ考えたい。そんな日にコアなメンツで足立が誇るオートテントがライブをするよ。
あたし行けるかな?謎。ちなみにテント君のツイッターはこれだよ。影ながら、ものすごく影ながら応援してるよ