やっと原稿ラッシュを終えた。時間がなくて書けなかったんだけれど、ちょっと前にMICSCREAM@代官山LODGEに遊びに行ってきた。 GWC-MCZのKIYO君に会いたかったのとアイドルラッパーの記事でお世話になったもつ酢飯のライブが見たかったので。行ってみたら山田ちゃんやゆいちゃん、そしてhontumaさんなどがいた。しかもイベントの一環として餃子を提供してくれるという。ニンニク臭いのやだから食べなかったけど。
シンデレラMCバトルの直後ということもあって、結果が残せなかったもつ酢飯の二人は凹んでないかなあって心配だったけれど、バトルで不完全燃焼だったぶん、エネルギッシュなライブをしていてとってもいい顔をしていた。これから音源もバンバン出すだろうし、色々期待したい。
と言いながら、もつ酢飯の主催イベント大もつ酢飯展は原稿の締め切りとかぶっちゃって行けなかったんだけれど、でもEPが出たのでチェックしてるよ。個人的にはホワイト・リザレクションが一番好きかな。トラックが綺麗だった。無料なのでぜひ聴いてみてほしい。
あとはラップ酒場などでもお馴染みのHERBE君もライブ。いやぁ、ラップ酒場でもメロディアスなラップをしていて「おお」って思ってたんだけど、ビジュアルがもう王子様みたいでずるい。女の子はたまらんだろうなあって思ってしまった。
そんでMICSCREAMは色んなコラボを楽しめるイベントなんだけれど、この日はバイオリニストの方が演奏をしていた。キッチン用品を叩いた音をマイク通して打楽器に見立ててたんだけれど、そこにラップを載せたりしていて中々良かった。ちょうどHIP HOPとバイオリンのコラボってちょっと前に流行ったミリベンアリみたいだなって思いながら聴いてた。あたしはクラシックに精通しているわけではないけれど、Keshia ChantéのBeen Goneが好きなのでバイオリニストの方にビバルディの四季の冬をリクエストしたら「あれ難しいんですよ」と言われてしまった。そりゃそうだ。
そんな風にしてワチャワチャ飲んでいたらすっかり酔っぱらってしまったんだけれど、キヨ君にふと「バトル出てね」と言われて、よくわかってないままOKしてしまった。MICSCREAMはMCバトルを行っていて、希望すれば参加できるらしい。
「ラップすりゃいいんだろ」って思って承諾してしまったが、あたしは産まれてこの方、ラップをしたいと思ったことが一度もなかった。HIP HOPもどちらかというとビートの方を注目しながら聴いてるし、ラップは音として捕らえてしまっている。ラップの仕方も全くわからない。どうしよう。しかも酔っぱらってヨロヨロ。
しかも最初にバトルをした相手の方はとてもいかついB-BOY。どうか命だけは!なんて思いながら勝負に挑んだ。しかもじゃんけんに勝った相手が選んだ最初のテーマは「お母さん」。なんだよそれ、と思いながら母親についてラップをする。「うちのお母さん、aikoが嫌い。テレビに向かって一人でマジギレ」というどうしようもないラップをしたあとに「うちのお母さんオカマを産んだ」とラップをしたらウケたらしく勝ってしまった。何事だよ。
しかもHONTUMAさんからチーム戦のヘルプとして呼ばれたんだけど、申し訳ないくらいにグダグダ。しかも相手はまさかのもつ酢飯。もう何言っていいかわからなくて、言葉につまった。そもそもラップしたいことなんてあたしには何もないんだ。と思って何も言えないでいたら「小説書いてるのに小節わからねえ」とアンサーを喰らい、その通りだなあ、なんて思った。じゃあ何にも言わないよりはいいかなあと思って「産まれる!産まれる!たまごっちが」って適当にいったらワッショイサンバが「産まれる!産まれる!プレステが!」とアンサーしてきてびっくりした。子宮口でかくない?って。でもまあ、プレステも赤ちゃんと同じくらいの大きさかなあ、でもやっぱり難産だよなあなんて酒で腐り果てた脳みそで思っていたら負けてしまった。HONTUMAさんあの時は本当にごめんなさい。
自分の最後のバトルではまたB-BOYの方が相手だったんだけれど、アンサーされるたびにレゲエダンスしていたら勝ってしまった。まさかの優勝。商品のテキーラをもらって更に酔っぱらった。なんかとデジャブすると思ったらオネエスタイルダンジョンだ。あたしは代官山で一人オネエスタイルダンジョンをしていたのだ。
とっても楽しかった。でももうラップはしないかなあ。イベントにはまた行きたい。と思ったら原稿を抱えてて行けなかった。来月こそは!
HONTUMAさんもブロガーなのでそちらの記事もぜひ読んでみてください。
そのちょっと後かな、新宿ドゥースラーで開催された贅沢ビッグショーに行ってきた。ゲイ人気の高い高野政所さん、昔ドゥースラーでお会いしたMC Rynちゃん、そしてMacka-chinさんがDJをするのだ。本当に贅沢なメンバーだ。最近ちょいちょい会うことが多いIyo-changにも会えた。
ドゥースラーは本当に人種のるつぼだと思う。新宿と言う立地条件故か、なんでもありという雑多な感じが居心地の良さを作る。食べ物もおいしい。大好き。
もはや世界三位の男と名高い高野政所さんのユニット・贅沢ホリデイズも面白かったし、Macka-chinさんのDJも間違いなくってどっかから出てきたカウベル叩いちゃった。ちなみにMacka-chinさんには「イケメンラッパー図鑑、土台固めてるんでいつか出てください!」と大口叩いてしまったけれど、いつになるのかしらん。
ラップ酒場でお会いしたブンちゃんに会えたり、MMRの丸省君に会えたり、rynちゃんとずっとお話ししてたり楽しかった。あとTAMUさんのレゲエダンスがめっちゃ良かった。
23日はrynちゃんのイベントがドゥースラーであるという。お金があれば行きたい。
懐かしのHIPHOP,R&Bを愛で倒すHONEY GANG次回は3/24(金)7PM~開催✨
— RyN Fantabulous MC (@dazzRyN) 2017年3月4日
今回のゲストは泣く子も黙る@soiproductionsからDx,Shami,Junの御三方をお招きしています✨soiのHIPHOPセットが聴けるなんて…💓
ドゥースラーで待ってるよ🤘 pic.twitter.com/SbkyRCBfNX
そうそう、TENT64@渋谷familyにも行けた。フリーターにも嬉しいエントランスフリーイベント。
しかもhazyも来るという。わーい、なんて楽しみにして行ったら男しかいなくてちょっとアウェイ。いや、あたしも男なんだけども。でも結局ブルテンのdoqちゃんやVOLOちゃん、CHAPAとわちゃわちゃ飲んでた。そして会長の作るだし巻き卵がめちゃくちゃ美味しかった。ひんやり冷えててほんのり甘くて舌触りがなめらか。毎日食べたい他の生き物、じゃなくて毎日食べたい出汁巻き卵だ。って言っても元ネタわからないだろうから、近々リリースされるイケメンラッパー図鑑を読んでくださいね。
そんでMewtant Homosapienceというユニットがライブをしていてかっこよかったんだけれど、KAWASAKIというアルバムが一時期フリーダウンロードだったみたい。知らなかった。悔しい。お金がないから涙ながらに何回も試聴している。貧乏は罪だ。
そしたら会長がテキーラ飲ませてくれんの。ありがたやありがたやって思ってたけど、あたしも歳じゃん?そんなに何回もテキーラ飲めないよ。それでもまたテキーラが来る。会長怖い。
と思ってたけど、会長のライブは楽しかった。Fujikiiverson好きです。
でもNo sleepもやっぱり好きだなあ。
あと名前をまた聞くのを忘れたけど、2000年前後のHIP HOPばかり流すDJがいて、どんぴしゃだったから「めっちゃ選曲好きです」って言ったら「一緒に飲んだことありますよ」って言われて、あたしすっごい失礼なやつだなってびっくりした。でもテキーラのせいで覚えられませんでした。また会ったら話かけてください。
いっぱい写真を撮ったのにケータイが壊れて無くなってしまった。残念。
結局みんなで泥酔して終電の山手線でわいわいしながら帰った。大学生みたいだな。否、もう33歳なのである。