あんまり自分の行動範囲内ではないんだけれど、One more step@渋谷エイジアに行ってき ました。19から隠れクラバーだった自分だけど、実はエイジアは初めて。 大箱すぎて敬遠しちゃってた。
One more step
でも今回は行ってしまった。なぜならブルテンに西パン、あっこゴリラにauto&mst、そして田中光君が出ちゃうからだ。初めてフライヤーを見たとき、あたししか得をしないようなラインナップにびつくりした。
しかもバイトを終えて仮眠をとってたら時間がギリギリ。こんな日に限って電車で左足壊死ニキと遭遇してしまうというハプニング。それにしてもあのひと痩せたね!
しかし渋谷は遠いなあ。なんとかギリギリ12時過ぎにエイジアに着く。エイジアは老舗だけあって とっても素敵なクラブだった。
vlutent alstones
ブルテンのスタートに間に合って安心。
会長もあべともなりも不在だったけれど、スペース的にはこれくらい少人数でちょうどよかったのかも。千住パックスのようにワチャワチャするブルテンも楽しいけれど、アワノネみたいに少数精鋭にまとまっているのも悪くはない。んで、やっぱり大好きなDon't like me?やらodekakeやら聴けたのが良かった。
あと贔屓なのかもしれないけど、Doooqちゃんの野太いのに俊敏な声がやたらと栄えてた。あれだけ野太いとこもったり間延びしたりしそうなんだけれど、アップテンポの曲でもちゃんとリズムに乗っているのがすごいなあ。
Gwc-mcz
そしてメインフロアでスタートする今回のホストGwc-mcz。なんの前情報も仕入れずに見たら普通に良かった。KENGOLさんのユニットなんだぁ、すごいなぁって思いながら見てた。
そしたら前に東京クラッシュグルーブでとっても良くしてくれたKIYO君のユニットでもあったのだだ。しかも見終わってから本人から話しかけられて気づいた。あれ、キヨくんだー!帽子被ってたから気付かなかった~、って今ステージに居た人じゃん!という一人つっこみをしてました。
GWCあまりにも良かったので音源を探したけど、まだ発売はしてないらしい。今後の活動に期待。
そしたら客席で押忍マンが見ていたのでびっくり。自分の出演があるわけでもないのにこうやってちゃんと来てしっかり見ていて、本当に律儀だなあって感動しちゃった。男気の塊りだ。
東京クラッシュグルーブで何度も会ってて、でも話したことはなかったので思い切って話しかけたけど、酔って変な絡み方したのに写真撮らせてもらっちゃった。
ニガリも同じだけど、この方、うちらみたいなゲイ界隈からもも人気あるって話をチラホラ聞くのでCD売りさばいちゃえばいいのに。
100or0好きだー。
西新宿パンティーズ
そして山田ちゃんを捕まえて西パンのステージに。
西パンのことはこの辺に前にも書いたけれど、久しぶりに見るので期待。
いきなり配られるパンティ。何にも知らずにノリノリでパンティーをかぶる女子たち。この破壊力。それを被って準備するとステージが始まる。
「クンニ」「マンコ」など恐ろしい言葉が飛び交う破壊力満点なライブなんだけれど、なかなかどうして音はかっこいい。そして尺八さんの生サックスのインパクトの強さも中々。初めて見るんだろうなって人も引き込まれるほど、盛り上がっていた。まるで台風のよう。異端もここまで突き詰めるとかっこよく見えるってことだ。しかも今回はUMANECOのイチヨン君も参加!男前がパンティーをかぶると正当化されてしまう不思議さ。
そしてあっこゴリラもパンティーを被る。
あっこゴリラ
あっこゴリラが登場するなり、ファンの女の子が集まって黄色い声が響いた。あっこゴリラの人気もここまできたかって感じ。宝塚にキャーキャーいう女子のような層なんだろうか。
西新宿パンティーズが妙な盛り上げ方をしていたのでやり辛そうだったけ
ど、さすがはあっこ、マイペースを崩さずに東京バナナやドンキーコング
などをぶちかます。そして最近でたEP、本当にフロア映えするね!限られ
た短い時間でもがつんと盛り上がるよ。個人的にはパフォーマンス含めて
遺書が良かったな。
「ここんところ毎週会ってるよね?」って二人で笑っちゃった。
Auto&mst
そして我らが下町レペゼンauto君。西パンやあっこゴリラで荒れ果てたフロアを清める清涼剤のよう。今までの盛り上がりが一気に鎮まり、音の波紋がゆっくりと寄せて心地の良いチル空間を作る。
夏の夜に白浜・アワノネで見たステージを思い出すよ。もう寝っ転がってアロマとか炊きたいくらいチルしてました。西パンのadipoyと一緒に見ていたんだけれど、彼も喰らっていた様子。
田中光
そしてautoの盟友田中光君にバトンタッチ。
田中光君はMCバトル出身なんだけれどMCバトルに興味がない自分でもハマってしまったラッパーだ。 トラックがまず良い。代表曲のliveは2000年前後のアングラhip hopに通じるジャジー系。音数は少なくてスマートなのにループしていて中毒性が高い、そしてラップもバトル上がりだからとっても上手いのにまったくトラックと喧嘩せずにしっかりと噛み合う。
そんな田中光君、何度か一緒に飲んだこともあってすっかりファンだったのんだけどようやく生で見れたよ。auto君が整えた土壌に田中光君がまたhip hopの種を撒いたって感じですっごくよくまとまったライブでした。
西パンのMCくんに君も言ってたけど、なんだかんだで今回のMVPは田中光君だと思いました。
MC☆ニガリ
そんでもってメインフロアに戻るとニガリのステージが始まる。若干20歳とは思えぬ堂々としたライブ。初めてニガリを見たのはKMCの東京クラッシュグルーブ。その頃はまだあどけなさがなんとなくあったんだけど、しばらく見てないうちにどんどん勇ましくなっていく。
失礼を承知で言うと実はニガリちんのガナるようなオラオラスタイルはあんまり得意ではないんだけれど、でもやっぱりカリスマ性が高くて、トラックもネタ物が多くてやっぱり引き込まれちゃう。散歩とか好き~。
ちなみにきちんと話したことがなかったのにたまたま居合わせたから「見るたびに大人になっていくね。もう24歳くらいになった?」って話しかけたら「20歳です」って答えてくれた。親戚のババアみたいな絡み方ですいません。
DJ KENGOL
ラストはGwc-mczのKENGOLさんでした。
KENGOLさんのプレイはもう一回ちゃんと見ているんだけれど、KMCのバックDJだけあってやっぱり上手いなあ。Gwc-mczとしての活動もちょっとびっくりした。
そんなKENGOLさんはブルテンの時からシャンパンを振舞ってくれたので、おかげですっかり酔っぱらってしまいました。気前いいなあ。
そんなわけでHip hopのごった煮みたいなOne more stepだったけれど、とっても楽しかったな。田中光が見れたのが良かったし、個人的にはGwc-mczを知ったのが収穫。また遊びに行きたいと思う。