Youtubeを見てたらNetflixの広告でフラーハウスのダイジェストが流れた。
あたしはフルハウスはリアルタイムで見てた。フルハウスよりはブロッサム派だったんだけれど、でもフルハウスも好きだったし、アルフも天才ドギーハウザーもサブリナもおまかせアレックスも見てた。オーストラリアのドラマだけど、オーシャンガールも見てた。
でもフラーハウスは見るつもりがなかった。まあ、デイブ・クーリエがアラニスモリセットに映画館でフェラチオをさせて歌にされたとかジョン・スティモスがメアリーケイトオルセンと寝たことをカミングアウトしたりだとか知りたくない裏事情も知ってしまったこともあったけれど、何より怖かったのだ。ロサンゼルスに住んでいたころを思い出して切なくなりそうで。フラーハウスのCMを見たらやっぱり少し切なくなった。フルハウスはサンフランシスコの話だし、時代も90年代だ。生活背景も全然違っていたけれどあの空気はアメリカ特有、というか西海岸特有のものだと思う。
なんて言ってるけど、実際にLAに住んでたのは一年だけだった。でもそれはとても濃い一年だった。同僚の女の子もぶっとんでて、その友達の日系人の子達も皆よくしてくれて。ルームシェアだったけど家主も日本人で白人の彼氏と一緒に住んでて。仕事は結構ハードだったけれど、飲み歩いて、色んなところにもいって、とっても楽しかった。あたしが再就職できて、しかも待遇も良かったらまっさきにロサンゼルスに行きたい。
ロサンゼルスおすすめ観光スポット
ロサンゼルスっていうともうビバリーヒルズだの、ユニバーサルスタジオだの、ディズニーだのってイメージが強いけれど、商業施設以外にも楽しいものがたくさんある。これから夏のボーナスどうしようって方はロサンゼルスにいってみては?旅行で行くと、どうしてもツアーになっちゃうけれど、一日だけフリーの日を設けてレンタカーで遊びに行くのも楽しいと思う。これ見たらLA行きたくなっちゃうよ、きっと。
ハモサビーチ
ハモサビーチはサンタモニカよりちょこっと南下したビーチシティ。
綺麗な海岸があって、沢山のサーファーがいる。ビーチ沿いには無数の飲食店があり、夜はそれぞれのお店から音楽が鳴り響く。観光客は全然いない。少し内陸になるけれどshoreってクラブ形式のバーがあってお気に入りだった(調べてみたら閉店した模様。残念)。同僚がハモサに住んでいたのでよくコロナビールをオープンテラスのバーで飲んで酔っぱらって歩いて帰ったりもした。ちなみにハモサのビクラムヨガに通っていたんだけれど、ガラス張りで日差しが入ってくる素敵なヨガスタジオでした。
帰国の前日も早起きしてハモサビーチを散歩した。ロサンゼルスで一番好きな街、それがハモサなのだ。
ウェストハリウッド
ビバリーヒルズから近いゲイタウン。アビーやミッキーズといった大御所のゲイクラブ、そしてゲイバーなどが数多く並ぶ。クラブではEDMやHIPHOPなどがけたたましく鳴り響く。フロアでは大勢の男女が踊り、筋肉もりもりのゴーゴーダンサーたちが5ドルのチップで下着越しに竿を握らせてくれる。まさにゲイの楽園。ちなみにゴーゴーは皆ノンケ。当時のカルフォルニア州は失業率11%という不況で、仕事が無いノンケたちの良いバイトだったらしい。
後姿公開しちゃいます。
トーランス
日本人タウン。ビバリーヒルズ高校白書のロケ地になったトーランス高校がある。あとは何にもないっちゃ何にもないけれど、日系のバーなどに行くと駐在員や日系アメリカ人、留学生などいろんな層がいて面白い。phaseってバーがあってお気に入りだった。ミツワやマルカイ、ニジヤといった日系のスーパーでは日本の食材が買える。あとデルアモってショッピングモールがあってオールドネイビーだとかアバクロが入ってる。買い物するのにも便利。当時はなかやまきんに君やnigoの目撃情報もあったりした。
※トーランス高校とトーランスのハロウィン。
レドンドビーチ
ハイソな層が住むハモサの隣のビーチ。ハモサよりも上品。
ドルフィンって名前の小さいゲイバーがあってよく行ってた。白人しかいなかったし、男たちには相手にもされなかったけれど、トラック母ちゃんみたいな白人のビアンのおばちゃんたちに可愛がってもらった。「あんたほんとに成人?ティーンじゃないの?」って言われた時はビビってパスポート出したら大笑いされた。一度ボビーコールドウェルをカラオケで歌って、決して上手なわけでもないのにウケたことがあった。
パロスバーデス
トーランスのちょっと下の半島。海と木々に囲まれた楽園。リゾートって感じではないけど、ガラスの教会があっていい雰囲気。結婚式なんかにも利用されているみたい。昔いい感じになった日本の男の子がいて、連れてきてもらったことがある。なんてロマンチックだったんだろう。今あの子なにしてるんだろう。元気だといいな。
サンタモニカビーチ
ご存知、サンタモニカ。THE観光地だけど、夜遊びに行くとまた雰囲気が違った。夜の真っ暗な海辺で潮風に吹かれると気持ちよかった。あと何度かクラブにいったことがあって楽しかった。キットソンがあって、よく買い物にもいった。金ピカのコンバースを買って、皆にゲイシューズと笑われた。ちなみにゲイバーも何軒かあるから行ったけれど、アメリカ特有のマッチョイズムが蔓延ってて居場所がなかった。
ベニスビーチ
ベニスビーチも観光地だね。ちょっと住んでたけど、ドラマに出てくるビーチそのもの。やたらと土産物屋があってやたらとスポーツが盛んで、海辺にマッスルジムという屋外ジムがあるのもホモ的には見逃せない。マリナデルレイも近い。
観光ビーチ故に異様な部分もあった。見世物小屋があったり、ビーチに戦争の負傷兵士が座りながら募金を募ってたり、セネガル人にいきなりレゲエのCDを売りつけられそうになって、言葉がわからないフリをして逃げたらFuckin gay jap!って怒鳴られたりとか。あんまりいい思い出がないけれど、でもこういう面もひっくるめてアメリカなんだって思ってる。
マンハッタンビーチ
同僚のお友達が住んでて何度か遊びにいったことがある。やっぱりここもサーファーが多い。実はマンハッタンビーチもハモサビーチもレドンドビーチも陸続きでトータル8kmちょっととかなので、車を置いて時間をかけて散歩してもいいと思う。
自由の国アメリカとはよく言ったもので本当に自由だ。自由に遊びに、自由に飲み、自由に踊れる街。でも自由だからこそ、自己責任が問われるし、危ない目にあうこともあるかもしれない。
かの悪名高いコンプトンだってトーランスから車で20分だし、トーランスの上のガーデナもあまり安全なエリアではない。そういうエリアはカーチェイスだとかで犯人が一般宅に逃げ込めないようにと金網のフェンスで家が囲まれていたりする。
でも基本的に危ないエリアだって車から降りなければ何にもないし、慣れたらガーデナだって遊びに行ける。コリアンのサウナがあったのでよく行ってた。
こんなに素敵な町がいっぱいのロサンゼルス、運転が得意だよって人はぜひ、レンタカーを借りてロサンゼルスで遊びまわってもらいたい。
なんか調べてたらフラーハウスのロケはLAだったみたい。見ようかな。でも切なくなっちゃうかな。もうちょっと悩もう。
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