初めて好きになったアーティストを聞かれると非常に困る。
大抵は「リセットメンデスかなぁ」なんて嘘をついているんだけど、実は小4の頃からプリンセスプリンセスがとっても好きだった。図書館で借りたのがきっかけだったんだけど、そう言うと皆反応が微妙なのであんまり人には言わない。ちなみに今野登茂子が大好きでした。
My little lover
その次に好きになったのがMy little loverだった。まあ、ありがちなんだけど、Man&Womanでどハマりして、からのHello againっていう。それが小5くらいの時。だって小5のクラスでやったカラオケ大会でMan&Woman歌ったもん。変な振り付けつけてクネクネ踊ったのに優勝できなくて悔しかった。まあ、それは置いて、おいてあの時のマイラバ輝いてたもんねー。そのあと出たEvergreenってアルバムも聴いたし、シングル少し追いかけてたな。
いつからマイラバ聴かなくなっちゃったんだろうって考えてみたけど、あたしの場合、中学時代には自然と洋楽R&Bにシフトしていったのがきっかけだったな。っていうかむしろそこからリルキムとかミッシーとか聴いてたしね。知らないうちにいつの間にかマイラバが売れなくなってチャートなどでも見かけなくなった。
まあ、コバタケの才能の枯渇だとか、Akkoの歌唱力の無さだとかが落ちぶれた理由として指摘されてるけど、単純に飽きだよね。歌唱力で聴かせるタイプでもない歌手が同じプロデューサーで曲をリリースし続けたら飽きちゃうよ。うちの彼氏はマイラバが別に好きではなんだけど、「何聞いても同じに聞こえる」なんて言ってた。ザード現象だ。あたしはそれこそミスチルとかサザンとかユーミンの曲もみんな一緒に聴こえるんだけど、それを言うと皆に怒られるから言わない。撃たれたくないから鳴かないキジなのだ。まあ、話を戻すと、コバタケとAkkoちゃんが離婚したり、それでもマイラバに在籍してたり、かと思えば脱退したり、イメージダウンもあったしね。マツシタユキヒトトヨウあの辺の話ね。売れないのは悲しいけどしょうがないかなってくらいにしか思わなかった。
re:evergreen
でもちょっと前にre:evergreenっていう新しいアルバムが出たんだ。あんまり興味なかったんだけど、evergreenの20周年記念メモリアルアルバムって聞いて興味が湧いてしまった。調べたらevergreenのリバイバル版がまんまついてくるから過去の栄光に縋りつきすぎだろって笑っちゃった。
でもね、先日もちょっと触れたけど、試聴したらとっても良かったの。
Pastel
まんまMan&Womanで発狂しちゃった。
もう三十路を過ぎて酒だの男だのって欲望のままに生きて、今までたくさんの男の慰み者になって、身も心も穢れて衰えたあたしが、一瞬だけ小5の頃に連れ戻された気分。
田舎すぎて遊ぶところがなくてユニーやトポスで遊んでいた小学生時代。お小遣い制だったからお金がもったいなくて、フードコートの無料の水ばっかり飲んで、ケイドロやドッチボールばかりしてた。あの頃の空気が、記憶が、一気に蘇ったったの。なんかおセンチな気分よ。アルバムも即買いよ!他の曲もまあまあ、って感じだった。いかにもコバタケっぽいターミナルとか。あとはre:evergreenも良かったよ。
本家のEvergreenも久しぶりに聴きなおしたらやっぱ良かったよ。B面だったけどデリカシーとか好きだった。巡り合う世界とかもよく聴いたなあ。歌唱力がないからこそ、透き通るような声に聴こえるんだろうね。JUJUのカバーとか歌うますぎて聴いてるだけで疲れたもん。
というわけでマイラバの好きだった曲を幾つか。スローな曲よりも明るくて元気な歌が好きだったな。でもやっぱり初期に偏っちゃうね。アラサー世代にとっては懐かしいと思う。
Man&Woman
Free
Delicacy
ALICE
ANIMAL LIFE
Shuffle
Survival
あいのうた
コバタケ繋がりでこんなカバーもあるよん。
今の若い世代の子たちとかどうしてもHello againしか知らないんだけど、他にもこんなに良い曲あるんだよって教えてあげたいよ。上野のゲイバーあたりで25歳くらいの華のある若い子に歌ってもらいたいなあ。あたしは歌い終わるまで手拍子しながら見守ってあげるの。歌い終わったら「うまかったよ~!かわいかった!」って褒めてお酒を注いであげるのよ。
akkoもあたしも歳を取ったけど、マイラバの曲はいつまでもあたしの中で輝き続けるのだ。
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