BBQに行ってきました。ホモパーティーとかじゃなくて、ノンケのBBQパーティーにお呼ばれしちゃったの。素直に嬉しい。選民意識というわけではないけど、ゲイのパーティーに呼ばれたオコゲの優越感が少しわかった気がした。(ここだけの話なんだけど、ホモのパーティーにも呼ばれてたんだけど、こっちが最優先だったからそっちは断っちゃった)
最初はシートひいて炭に火をつけてコーヒー沸かしたり、缶チューハイ飲んだりしてて、なんかピクニックって感じだったの。でも肉の登場で一気に雰囲気が変わった。それは食物連鎖の頂点に君臨する人間が肉の味を味わうための儀式、The BBQ。
下町BBQはとにかく肉のクオリティが高い。って思ってたら「これは特殊なBBQだから」って笑ってたけど。
だって牛のささみとか出てきちゃうんだよ。普通に焼肉行った気分だった。淡泊なのにとろけるくらい柔らかい。ワサビと相性の良いこと良いこと。そもそも肉を入手したお店が下町界隈でも評判の良いお店だったみたいで、タンもカルビもロースもハラミ、そしてミノも全部が美味しかった。多少のレアでも全然イケる。むしろ白米が進む。
あとカセットコンロでホットサンド祭り。カリカリのパンの中で厚切りのベーコンとアツアツのマヨネーズが絡む美味しさよ!しかもポテサラやらキノコベーコンやらバリエーションも豊かで。みんなでホットサンドを回し喰い。美味しかった~。
しょっぱいものを食べたら甘いものも、ってワケでその後ケーキも登場。クリームで舌が癒された。
下町BBQ恐るべし。「こんなに良い肉食べられるの、一年に一度あるかないかだよ」なんて言ってた子がいたけども、自分にとってもBBQの概念を変えられてしまった。
そして寒空だったのにお酒が進んでしまった。「××さんと○○君と△△ぽんは絶対ホモにモテるから!だから九州男ってバーに三人引き連れてホモの注目を浴びたい。そんでホモが寄ってきたらあたしが『うちの子たちになんか用?』って追い払ってやりたい。」ってなんてホモにモテないホモの復讐計画まで口走ってしまう有様。
そのうえ酩酊により撃沈。荒川のほとりでオカマ爆睡、一生の不覚。皆さん上着とブランケットを貸してくださいました。優しい。
そのあとも、日が沈んでも肉を焼く。
ひたすら炭を焚いて、それをみんなで囲んで暖を取ってルトリシアマクニールなんか流したりしちゃって、キャンプのような一体感を楽しみました。寒かったけど良かったなあ。星が出てたらもっと良かったんだけど。でも月が綺麗だった。たぶんこの瞬間、うちらが世の中で一番荒川を楽しむピープルだった。
そのあと2次会でタコ焼きパーティーの予定もあったんだけど、ちょっと体力不足で泣く泣く辞退。お腹がゴロゴロするから風邪かなって思ってたら食いすぎてお腹壊しただけだった。どんだけ食べたんだよって笑っちゃった。
まあ、そんなこともありつつも荒川BBQとっても楽しかったです。そしてあの肉の美味しさは未だに忘れられません。ササミ、牛のササミをあたしにおくれ。でも実はそのお肉屋さんはうちの結構近所なので今度ホットプレートを買ってリベンジしよう。でも寒空の下、炭で焼いた肉の味にはかなわないんだろうな。