【株式会社LIG】聴いてるだけで旅に出たくなる「旅と音楽」の『Featuring Japan』が遂にリリース【狐火】

https://cdn.liginc.co.jp/wp-content/uploads/2017/06/149656520155094200_22.png

遂に「旅と音楽」のアルバム『Featuring Japan』が出た。や、めでたい。皆様おめでとうございます。

Featuring Japan

Featuring Japan

  • 旅と音楽
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥2400

 旅と音楽とは

旅と音楽は野田クラクションベベーという若い男の子が車で日本中を旅しながら音楽を作って行くというコンセプトの音楽ユニット。色んなクリエイターを招きながら色んな所に旅をして曲を作り続ける。


特徴的なのはあの炎上、じゃなくて面白ブログで有名な株式会社LIGが事業としてやっているってところ。デジタル配信の売上なり、YOUTUBEの報奨金なりが収入になっているのかな。まあ、野暮な話なのでその辺はあまり触れませんが。そんな株式会社LIGの野田ちゃんがメインとなって地方創生を謳いながら曲を作って行くという面白いユニットなのです。

デビュー曲 波が待ってる

最初は野田ちゃんと、茶園さんというラッパーさんが中心になって曲もリリースされていました。茶園さんって誰?って思って調べたけど検索性がやたら低かったので、徹底的に調べたら高松のスケートショップSKATE HOUSE 1Chanceの店長さんなんだね。ちょっとかわいい。

記念すべき第一弾は静岡の下田での「波が待ってる」、そして第二弾は西伊豆でEELMANを迎えた「シークレットビーチ」なんだけど、ナオトインティライミの曲も手掛けたという華々しい経歴もあるdonsukeによるナンバー。カリージラフが陽気になったみたいなサーフっぽい曲調。

波が待ってる (feat. 茶園)

波が待ってる (feat. 茶園)

  • 旅と音楽
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes
シークレットビーチ (feat. EELMAN & 茶園)

シークレットビーチ (feat. EELMAN & 茶園)

  • 旅と音楽
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

続く第三弾はだいぶ飛んで香川県高松市で茶園さんがビートを制作した「Chillig Life」。個人的にはこれが好きかな。あとなぜかMVで脱いでる。スポーツ推薦で入学した私立文系の大学生みたいに脱いでる。

IBURI ft.狐火&観音クリエイション

そして続くは秋田県横手市での「IBURI」なんだけど、ここであの大物ラッパーの狐火さんが参加。狐火の声の存在感が大きいのもあるけど、トラックが観音クリエイションになったこと、そして曲のテーマが「いぶりがっこ」という地域色の強いものになったことでここで一気に地方創生っぽさが出てきた。

IBURI (feat. 狐火)

IBURI (feat. 狐火)

  • 旅と音楽
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

あたしが「旅と音楽」のことを知ったのも、あっこゴリラちゃんのライブ「おかえりなさい式」に出た狐火さんが「いぶりがっこ作ってきました」とトークしていたのを聞いたのがきっかけでした。そしてやっぱりこの曲はとっても評価が高いです。

 

その次は静岡に戻っての「男と女」ではなんとKMCの盟友カレーまんが参加。カレーまんはKMCのゴーストバスターズにも参加していたのであたしも面識があるんだけど、めっちゃ紳士。あとカレーがめっちゃ美味い。クラブイベントでもよく出店しているんだけど、酔っぱらって満腹中枢がズタボロになったときのカレー、ほんとに美味しい。最近食べてないからまた食べたい。

男と女 (feat. 茶園 & カレーまん)

男と女 (feat. 茶園 & カレーまん)

  • 旅と音楽
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

そして高松に戻っての「WALK THIS WAY」。お遍路のことを歌っているこの曲ではなんと社長の吉原ゴウさんが参加。影で旅と音楽を操る首謀者ともいえるゴウさん、なかなか様になってました。もっと参加したらいいのに。

WALK THIS WAY (feat. 茶園 & ゴウ)

WALK THIS WAY (feat. 茶園 & ゴウ)

  • 旅と音楽
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

岩手県花巻市の「やんべによ」では狐火、観音さんに加えてご当地ラッパーのBIG-RE-MANがゲスト参加。あのRITTOが絶賛したというBIG-RE-MANが観音さんのトラックにあわせて名物を羅列するご機嫌チェーン。見た目のインパクトも強いので狐火さんが喰われてる感凄い。

やんべによ (feat. 狐火 & BIG-RE-MAN)

やんべによ (feat. 狐火 & BIG-RE-MAN)

  • 旅と音楽
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

続いては狐火×野田ちゃん×観音さんという黄金トリオの「風穴」@静岡県御殿場市。これ、観音さんらしさの出ているビートに狐火らしい親子ネタのリリックが乗っているので、狐火ファンにすすめたい一曲。

風穴 (feat. 狐火)

風穴 (feat. 狐火)

  • 旅と音楽
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

そして「潮騒」は宮城県石巻市を基に作られた曲なんだけど、観音クリエイションのトラックにとぴさんというシンガーを迎えた歌モノなので観音さんファンなら必聴。東日本大震災で最も被害を受けたであろう石巻、でもこれからもそこで暮らすことを選択した人々を勇気づけるような曲。とっても綺麗。

潮騒 (feat. 狐火 & とぴ)

潮騒 (feat. 狐火 & とぴ)

  • 旅と音楽
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

 
ここでなんとあたしの地元、茨城の登場です。しかも結城。小学校の時社会科見学で藍染にいったなあ。成人してから結城紬でも買ってみるかって思ったらめっちゃ高くて買えないの。そんな結城市の歌「つむぎ」はとぴさんによる作曲。野田ちゃんもラップは控えて歌で絡んでます。

つむぎ (feat. とぴ)

つむぎ (feat. とぴ)

  • 旅と音楽
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

続く静岡県三保ではとぴさんと「フジヤマ▲フォーリンラブ」を制作。これが珍しくEDM調なんだけど、MVでは和服で謎のダンスを披露。凝ったトラックのわりにシンプルなダンスなんだけど、狐火譲りの真顔がツボに入る。トラック、ダンス共に中毒性を帯びた珍曲。

フジヤマ▲フォーリンラブ (feat. とぴ)

フジヤマ▲フォーリンラブ (feat. とぴ)

  • 旅と音楽
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

法多山GOING ft KMC & カレーまん

最後はあの人気mcバトル番組フリースタイルダンジョンへの出演も話題になったKMCが参加した「法多山GOING」。トラックも観音さんにしては珍しくストリート寄り。アルバムとしてもKMCが参加したことによって一層HIPHOP感が強くなった。

法多山GOING (feat. KMC & カレーまん)

法多山GOING (feat. KMC & カレーまん)

  • 旅と音楽
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes


と気が付いたらほとんどレビューをしてしまったんだけど、まあいいや。良作揃いなので良かったら皆さん購入してね。あたしなんて日本国内の地理ぜんぜんわかんないから1曲聴くたびにちょっとした旅に出た気分を楽しめたよ。何より素人だった野田ちゃんが様々なアーティストとの共演を経て成長しているのが実感できる一枚となってます。

Featuring Japan

Featuring Japan

  • 旅と音楽
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥2400

 

CDとしてはアナウンスがないからリリースしないのかな。正直在庫リスクがないしね。そういうところも企業の事業っぽくて面白い。そしてなんといっても旅と音楽は二丁目日本語ラップナイトに狐火さんの応援として来てくれた御恩があります。ゴウさんとベベちゃんは上野のゲイバー行きましょうって盛り上がったにもかかわらず、あたしのふがない経済事情のせいで誘えず仕舞い。近いうちになんとしてでも再就職するので行きましょう!

本当は観音さんのタイをモチーフにしたインスト曲もリリースされてるんだけど、アルバム未収録。ってかあればインストにさせておくのは惜しいのでリミックスで客演呼んだりそういう動きも期待したい。

ISAAN

ISAAN

  • 旅と音楽
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes
シンハーチャンレオ

シンハーチャンレオ

  • 旅と音楽
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

アルバムには収録されなったけど他にも何曲かあるよ。

パンツかわいた

パンツかわいた

  • 旅と音楽
  • J-Pop
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes
今日も世界の片隅で

今日も世界の片隅で

  • 旅と音楽
  • J-Pop
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes


今後は制作の場を海外にしていくのかな。でももしかしたら次の「旅と音楽」はあなたの住む町に行ってしまうかもしれません。制作だけじゃ無くてライブでも色々行ってるもんね。次はどこかしら。そんな楽しみもある「旅と音楽」、ぜひ応援してあげてねん。

 

制作の流れが楽しめる株式会社LIGの「旅と音楽」記事一覧はこちら

liginc.co.jp

オカマが選ぶMOBB DEEPの「聴きやすい」名曲 10選 

小林麻央が亡くなってしまった。野際陽子も亡くなった。小林麻央は亡くなるにはあまりにも早いし、野際陽子は亡くすのが惜しい名女優だった。特に「姑は意地が悪くて気持ちが悪い」という概念を世に植えつけた功績は本当に大きかった。残念でしかない。

続く訃報だけど、一番衝撃を受けたのはやはりMOBB DEEPプロディジーの訃報だった。だってまだ若いもの。ちょっと前にも刑務所でのご飯をもとにレシピ本を出したというゴシップを見たばっかりだった。病気だから健康管理は大切だよって書かれていたと思う。

MOBB DEEP

と言っても若い子はモブディープなんてよく知らないと思う。モブディープの全盛期はやっぱり3作目までだってあたしも思ってるし、それだって90年代の話だもの。
たしかに90年代のモブディープはとってもかっこよかった。西海岸のような骨太さはないし、かと言ってBADBOYほどの華やかさもないんだけど、ひたすらコアだった。Gang Starrと同系列かなって思う。D.I.T.Cなんかも同じにおいがするけど。

やっぱりモブディープと言えばShook ones pt2 。渋い。

Shook Ones, Pt. II

Shook Ones, Pt. II

  • モブ・ディープ
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

あたしはこれを聴く前にこれをサンプリングしたマライアのRoofをきいて衝撃を受けた。地味なトラックが華やかに仕上がっているのでぜひ聴き比べてもらいたい。

他にもCop Hell、Survival of the Fittest、Hell On Earth (Front Lines)、Temperature's Risingなどかっこいい曲がいっぱいある。まあその辺はまとめサイトが沢山作られているのでそれを見てほしい。

rol.st

でも今の、日本語ラップしか聴かない子たちがこの辺をいきなり聴いても良さが伝わらないんじゃないかって思ってしまったのだ。だって暗くて淡々としてて、そこがモブディープの良いところでもあるし、ハマればその旋律の美しさもわかると思うんだけど。如何せんコアすぎる

そんなコアなスタイルを貫いてたモブディープは4thアルバムくらいからだんだんフランクな作りになってきた。It's mineはモニカ&ブランディをサンプリングしているし、5thアルバムはあたしの世代的にはどんぴしゃだったんだけど、軟派な客演を揃えて批判を招いた。6作目でもLil Jonと共演をし、7作目ではなんと50 Cent率いるG-unit入り。ファーギーが加入したBEP、3LWと共演をしたnaughty by natureもそうだけど、元々のファンからしたら到底評価はされない。でもやっぱりこういう作品って聴きやすいっちゃ聴きやすいし、初心者向けだと思う。

そんなわけで「聴きやすい」作品を客演作品やモブディープをサンプリングした作品も含めてまとめてみたので、初めて聴くよって人はぜひ参考にしてほしい。

The Roof / Mariah

The Roof

The Roof

  • マライア・キャリー
  • R&B/ソウル
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

97年にマライアが発表したバタフライは黒人とのクウォーターである彼女がルーツを振り返ってHIPHOPを取り入れた名作だった。Puff daddyやThe Ummahと手を組み、ボンサグやJDを招くなど名曲揃いだった。このRoofもトラックマスターズによるミディアムスローで、モブディープのShook ones pt2を大胆に取り入れた。原作にはない華やかさを出している。中学の頃大好きでよく聴いた一曲。

It's Mine ft Nas / Mobb Deep

It's Mine (feat. Nas)

It's Mine (feat. Nas)

  • モブ・ディープ
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

Murda Muzik(1999年)収録はこの曲はなんとBrandy&MonicaのThe boy is mineをネタ使い。なのでMobb deepっぽさは薄れてしまう。思えばこの頃から迷走が始まっていた?でも元が名曲なので綺麗にまとまっている。

Pray for Me featuring Lil'Mo / Mobb deep

youtu.be

なんでかitunesになかったんだけど、2001年発売のInfamyに収録。Ja ruluなどの客演として飛ぶ鳥を落とす勢いで人気があったLil'moを起用したことで衝撃を呼んだ。それまでのモブディープの仕事を考えると賛否分かれる一曲。

Hey Luv (Anything) featuring 112 / Mobb deep

youtu.be

BADBOY作品には欠かせなかった歌モノ担当グループ112を起用。これも賛否別れたなあ。聴きやすくて個人的には好きだけど、ビートがモブディープっぽくて112無しでも名曲になってた気がする。

上記2作品はInfamyに収録。個人的にはda cypherで知ったThe Learning (Burn) ft. Big Noyd & Vitaもリアルタイムで大好きだった。

Real Gangstaz ft Lil jon / Mobb deep

Real Gangstaz (feat. Jonathan

Real Gangstaz (feat. Jonathan "Lil Jon" Smith)

  • モブ・ディープ
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

続く2004年のAmerikaz Nightmareではアルケミストを起用するなど、元に戻ったかと思いきや、まさかのLil Jonを1曲だけ起用。流行に乗りすぎたのがシングルヒットには至らなかったが時代を写す一曲。

Throw Your Hands (In the Air) / mobb deep

Throw Your Hands (In the Air)

Throw Your Hands (In the Air)

  • モブ・ディープ
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

こちらはまだ売れ始めだった頃のカニエを起用。やはりカニエなのでちょっと安心して聴ける作り。むしろ隠れた名曲か。

Have a Party featuring 50 Cent & Nate Dogg / Mobb deep

Have a Party (feat. 50 Cent & Nate Dogg)

Have a Party (feat. 50 Cent & Nate Dogg)

  • モブ・ディープ
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

2006年にG-unitより発売された問題作Blood Money。いきなり、G-UNIT人脈のゲスト参加でテンションダダ下がり。スマッシュヒット止まりだったけど、面白いっちゃ面白い。

It's Alright featuring 50 Cent & Mary J. Blige / Mobb deep

It's Alright

It's Alright

  • モブ・ディープ
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

HavocによるトラックなのにMobb deepさがあまりない一曲。Deep insideのremixでもタッグを組んだメアリー嬢を起用。名曲といえば名曲。

In Love With The Moulah / Mobb deep

In Love With the Moulah

In Love With the Moulah

  • モブ・ディープ
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

Leona LewisのBetter in TimeやJason DeruloのWhatcha Sayを手掛けたJ.R.Rotemがなぜかプロデュース。全盛期のファンが聴いたら泡を吹きそうなメロウな出来に。しかしこれはこれでありかなと思ってしまう出来の良さ。

Hell on Earth / Erykah Badu

Hell On Earth

Hell On Earth

  • エリカ・バドゥ
  • ヒップホップ/ラップ
  • provided courtesy of iTunes

ファンクマスターフレックスのミクステに入っていたエリカバドゥの曲なんだけど、モブディープのHell on earthの上でフリースタイルを披露。面白い。

f:id:makisakouonuma:20170617104349p:plain

HUSTLE HARD Feat. HAVOC of MOBB DEEP / SHO

Hustle Hard (feat. Havoc of Mobb Deep)

Hustle Hard (feat. Havoc of Mobb Deep)

  • SHO
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

プロディジーはあんまり関係ないんだけど、「ヤクブーツはやめろ」でお馴染みのこの人もhavocと共演。車で目玉焼きを焼いたり、今はギャグ要素強めだけど昔は色々チャレンジしていた様子。かっこいい。

 

Mobb DeepがHIPHOPシーンに残した軌跡はあまりにも大きい。プロディジーが欠けてしまったモブディープはもうモブディープではないと思っちゃうんだけど、ハヴォックにはソロで良いからモブディープとして続けて欲しいなとやっぱり思う。

ちょっと外しの選曲だけど、これを聴いてファンになってくれる子がいたら嬉しい。

 

The Infamous

The Infamous

  • モブ・ディープ
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥1600
Hell On Earth

Hell On Earth

  • モブ・ディープ
  • ポップ
  • ¥1600
Murda Muzik

Murda Muzik

  • モブ・ディープ
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥1600
Amerikaz Nightmare

Amerikaz Nightmare

  • モブ・ディープ
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥1600
Blood Money

Blood Money

  • モブ・ディープ
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥1700

 

あっこゴリラの新作「ウルトラジェンダー」のテーマは性の超越?男性同士のキスシーンも!

f:id:makisakouonuma:20170621004203j:plain

あたしは今猛烈に感動している。あっこゴリラの新曲「ウルトラジェンダー」のMVが公開されたのだ。

 

youtu.be

黄熱病 -YELLOW FEVER- × STUTS」、「PETENSHI × ITSUKA(Charisma.com)」に続くコラボシングル第三弾となるこの曲はあっこゴリラ自主企画イベント・ドンキーコングでゲスト参加した元Sebastian Xの永原真夏が晴れてボーカルとして参加している。
これまでSTUTS、OMSBなどサウンド面でもコラボを続けていたが、今回はあっこゴリラの1stアルバム『TOKYO BANANA』やEP「Back to the jungle」でもお馴染みのヒラサワンダとの再タッグとなった。luteによるMVはベトナムホーチミンで撮影。

 

ヒラサワンダ×あっこゴリラという組み合わせにしてはジャングル感は抜けきり、鍵盤から始まるイントロはまるでおしゃれハウスのよう。しかしフックではホーン全快のビートの上でエッジの効いたあっこゴリラの鋭利なラップが暴れ周り、しっかりと盛り上げる。永原真夏のパートではジャジーなトラックに伸びやかな歌声が映える。

 

しかし凄いのは曲のテーマ。「ウルトラジェンダー」、超越したジェンダーといったところか。

 

女の子はラップすんなとかいう男どもはFxxk Youだ。」「20歳過ぎたらBBA」というリリック、そして胸を盛る靴下を取り出す様はあっこゴリラなりのフェミニズムを感じさせる。女らしくしなければいけない男性の性的対象でいなければならないという抑圧からの解放。まさにウルトラジェンダー。
あっこゴリラはTシャツにダメージデニムというボーイッシュないでたちで緑の髪を振り乱して踊りながら街を練り歩く。時折、緑のアオザイ姿に切り替わるが、とても陽気さ溢れるMVである。

そして「男も女でもない」「大人も子供でもない」「貧乏もリッチもない」という無限の可能性を感じさせるリリックが続いた後は「フリーダム!ウルトラジェンダー!」と結ぶ。その間、なんと同性愛を彷彿とさせるキスシーンが出てくる。

f:id:makisakouonuma:20170621005600p:plain

今までのHIPHOP界でこんなMVはあっただろうか。西新宿パンティーズの一連の作品やプライマルの「性の容疑者」など当事者によって同性愛について歌われた曲はあれど、当事者以外によるMVでゲイ映画のワンシーンのようなキスシーンがでてくることは決してなかった。
それは「人は固定のジェンダーに囚われることはない。フリーダムで良いんだよ」というあっこゴリラのメッセージなのだろう。とっても革新的で、でもあっこゴリラの愛に溢れた曲だ。

あたしはあっこゴリラがこのような曲を出してくれたことが素直に嬉しくて、ただただ泣いた。厳密にいうとキスをするまでには至ってないんだけど、何度見ても芸術的で美しい。これまでHIPHOP界ではタブーとされていた同性愛をも肯定してしまうあっこゴリラ。ベトナムというアフリカに比べて少しだけ文化的になったジャングル感がもたらすその世界に魅了されてしまう。

 

永原真夏が力強く歌う。

WAKE UP WAKE UP WAKE UP
名のあるものに用事はない
未知なる細胞 最初の最後
既にあるものには何もない
No Futureからwhat the future!

 

固定の価値観に縛られず、新しいものを切り開いていく。そこにはきっと素晴らしい未来が待っている。あっこゴリラのパワーみなぎる素晴らしい曲だ。ぜひ皆に聴いてもらいたい。

ウルトラジェンダー × 永原真夏

ウルトラジェンダー × 永原真夏

  • あっこゴリラ
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

あっこゴリラは6月30日にバースデーを記念した自主企画イベント『びっくり誕生日ドンキー3』を渋谷GLADで開催する。実はあたしも去年遊びに行ったこのイベントは、カリスマドットコムのいつか、STUTS、食品まつりなどあっこゴリラと親交があるアーティストが勢ぞろいするとっても豪華なイベントだ。何よりも目の前で繰り広げられるあっこゴリラのエネルギッシュなステージに圧倒されてしまう。ぜひ見に行ってもらいたい。

 

f:id:makisakouonuma:20170621005220j:plain

 

★あっこゴリラの過去の作品はこちら★

TOKYO BANANA

TOKYO BANANA

  • あっこゴリラ
  • J-Pop
  • ¥1800
Back to the Jungle - EP

Back to the Jungle - EP

  • あっこゴリラ
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥1200
黄熱病 -YELLOW FEVER- × STUTS - Single

黄熱病 -YELLOW FEVER- × STUTS - Single

  • あっこゴリラ
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250
PETENSHI × ITSUKA (Charisma.com) - Single

PETENSHI × ITSUKA (Charisma.com) - Single

  • あっこゴリラ
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250

 ★こちらの記事もおすすめ★

realsound.jp

realsound.jp

realsound.jp

【CMB】シンデレラMCバトルvol.2の出場者の音源をまとめてみた【フィメールラップ】

f:id:makisakouonuma:20170617100758p:plain

 

えーまたCMBネタ?」って思っちゃうかもしれないけど、あたしも33才にしてフリーランスの貧乏ライターだもの、しがみつけるものはなんでもしがみつくわよ!なんて冗談は鈴木紗理奈バリに洒落になってないんだけど、これだけ話題になったCMBなので、せっかくだから出場者の音源もチェックしてもらいたい。本来、音源が売れてないMCが名をあげるために出るという側面もあるもんね、MCバトルって。
全員が全員、音源を出しているわけではないんだけれど、わかる範囲で探し出してきました。ぜひ聴いてみてね。(漏れがあったらごめんよ。しれっと追加するのでそっとDMで教えてね)

第2回CMBチャンピオン 椿

今回栄えあるチャンピオンに輝いた椿は13年に地元福岡のインディーズレーベルから1stアルバム「たすく」をリリース。当時はデジタル配信もしておらず、インディーズ流通なので今となっては入手困難アイテムなんだけど、「LUNATIC」のMVが今でも見ることができる。SACRIFICE VIRIDIANのMANCHEESEによる浮遊感溢れる激渋チューンなのでぜひ見てほしい。先日のライブでも披露していたけど、今聴いても名曲。

その後、CMB Vol.1にて戦極賞を獲得した椿はその特権として新曲「遺言」のMVをリリース。押忍マンの「BAD DAYS feat. KMC」やKMC「D.O.T.H.E.R.A.T 鼠mix 逆feat.Ratchild」などもうとにかく男臭いジャジー系ビートを作るNEZUMIを敢えて起用。派手さはないけど、椿の男前っぷりが全面に出ている武士ソング。

椿本人からも近々アルバム制作というアナウンスがあったんだけれど、UMB福岡へのエントリーを表明しており、もしかしたらちょっと先になる模様。その前に遺言のデジタルリリースをしてほしいな~!ついでにLUNATICの配信もしてもらいたいところ。

ちなみに戦極レーベルのMOL53の作品にもゲスト参加している。

STAY STRONG feat. 椿

STAY STRONG feat. 椿

  • mol53
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

準優勝 まゆちゃむ。

急成長株まゆちゃむもサンクラにオリジナルソングをアップ。跳ねるようなトラックでおしゃれなんだけど、女の子あるあるを歌ったかわいらしい曲。

モデルプレスのインタビューによると7月にCDを出すそう。高速ラップが得意なんだし、19歳という若さを活かしてエッジの効いたはちゃめちゃパーティーソングとかやってもらいたい。

ワッショイサンバ

ベスト4入りしたワッショイサンバは相方のムノウと「もつ酢飯」として活動中。バトル中にもアナウンスしていたんだけれど、この度、田島ハルコプロデュースによる新曲「But, 無理 is よくない 」MVが東京トガリネズミより公開された。

田島ハルコというと暴力天女の印象が強いけれど、この曲はポップな仕上がり。ムノウが歌に挑戦している他、サンバとムノウがお互いの服を交換して着ているMVも面白いんだけど、いつになく化粧ゴリゴリのサンバがとってもかわいい。

COMA-CHI

「決して譲れないあたしの美学」
コマチ先生は今更紹介するまでもないんだけれど、新曲がめちゃくちゃ良かった。

the light

the light

  • COMA-CHI
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

バトルは12年ぶりという彼女だけど、音楽のセンスは全然衰えてない。しかもこんなにDOPEなのになんとセルフプロデュース。凄いレベルまで来てるなあ。先日のお誕生日イベントではフィメールラッパーを集めるなど未だに面白いことに挑戦してる印象。同世代としてはこれからも応援したい。

MC Mystie

CMBでなにかと話題になっているMC Mystieは元々ふまという名前で元Loop Junktionの山仁の作品に参加するなど、精力的に歌手として活動してきた。しかし42歳でMCに転向。最近では前回のCMBで名勝負をしたFUZIKO(from S7ICKCHICKs)とのコラボアルバムを発売。

Twisted

Twisted

  • FUZIKO×MC Mystie
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥1500

親交のあるKeycoやスリチクのメンバー、そしてCOMA-CHI椿をゲストに迎えるなど、とっても豪華。でもやっぱり主役はMystieとFUZIKO。特に「美しいものはそこに或るのに」はMystieらしいポエトリーリーディングが堪能できる。

美しいものはそこに或るのに (feat. Keyco)

美しいものはそこに或るのに (feat. Keyco)

  • FUZIKO×MC Mystie
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

Tomgirl

TomgirlさんはEP3枚にアルバム1枚を出しているんだけれど、とっても面白い立ち位置にいたMC。2000年代のJ-HIPHOPにあった「USサウンドを意識したJ-HIPHOP」という流れの曲が多くてクオリティも高い。前編英語という曲もあったりするんだけれど、日本語ラップが好きというより、USのHIPHOPが好きな人におすすめしたい。ラップだけじゃなくて、歌も歌えるのもさすが。

T.O.M.G.I.R.L. (Feat. King Capone)

T.O.M.G.I.R.L. (Feat. King Capone)

  • Tomgirl
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes
You Are Beautiful Featuring Maira

You Are Beautiful Featuring Maira

  • Tomgirl
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes
Get Drunk

Get Drunk

  • Tomgirl
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

しかもスポティファイに全部登録しているので過去の作品も全曲聴ける。

セルフレーベルなのにその辺が手配できてるのも「男の2倍稼いでる」というパンチラインを放っただけあるなと。子育てが大変かもしれないけれど、今まで培ってきた行動力でぜひがんばってもらいたい。

MCfrog

EPを限定で2枚発売しているんだけれど、椿の盟友だけあって音が渋い。とりあえずこれを聴いてみて欲しい。

若干二十歳ながらもこのトラック選びのセンス!依怙贔屓してごめんだけれど、個人的にとっても好きな音。高校生ラップ選手権出身ということもあって、ラップのスキルも高いんだけど、EPも今が旬の呼煙魔を起用していたりして、絶対持っておきたい1枚。
しかも限定というから手に入りにくいかと思いきや、上野が誇るキャッスルレコードでも扱っていたりするので通販対応もしてる。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

MCfrog / Find The Street
価格:2160円(税込、送料別) (2017/6/17時点)


 

広崎式部 aka ASuKa

今年の3月にはASuKaとしてFEELなるアルバムを出している模様。個人的にはBANDCAMPで買えるこれが渋くて良かった。


スナックのママ風キャラも中々なんだけれど、歌も歌える、ラップもできるという器用さがあるので今後の動きに期待。

セルラ伊藤

セルラ伊藤は「絶対忘れるな」というバンドに所属していて、『to the 世間』というアルバムも出している。

to the 世間

to the 世間

  • 絶対忘れるな
  • J-Pop
  • ¥1500

 中央線界隈で活動しているらしく、曲によってはとってもポップだったり、そのスタイルは色々と自由。サブカルっぽさがある。

絶対忘れるなのテーマ

絶対忘れるなのテーマ

  • 絶対忘れるな
  • J-Pop
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

土竜asNason

バトルでも「あ、この人上手いなー」って思ったんだけど、土竜asNasonもちょっとだけ音源を出してる。個人ではChildhoodという曲を公開。長野県のレーベルSTR8FOOL RECORDSのDJ43FOOLと絡みがあるらしく、シミッタレブルースにも参加。って思ったらリミックスにMC松島が参加してて「まっちゃんがいる!」ってびっくりした。

youtu.be

シミッタレブルース (Remix) [feat. MAC ASS TIGGER, ARI, MC松島 & 土竜asNason]

シミッタレブルース (Remix) [feat. MAC ASS TIGGER, ARI, MC松島 & 土竜asNason]

  • DJ43FOOL
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

ladystar

女版KOHHのようなフロウで色々インパクトが強かったladystarちゃんは16歳という若さながらも既に変わらない夜の街という曲を発表。聴いているうちにあのフロウが癖になって来るから怖い。今後が楽しみ。

f:id:makisakouonuma:20170617104349p:plain

あっこゴリラ

初代CMBの王者・あっこゴリラの音源も中々良い。得にCMBで優勝してからはSTUTSやOMSBなど様々なクリエイターとコラボをしていて、攻めてるなあという印象。

黄熱病 -YELLOW FEVER- × STUTS

黄熱病 -YELLOW FEVER- × STUTS

  • あっこゴリラ
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
PETENSHI × ITSUKA (Charisma.com)

PETENSHI × ITSUKA (Charisma.com)

  • あっこゴリラ
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes


なんだけど、個人的にはあまりライブでも演奏されないTOKYO BANANA 2観音クリエイションによるリミックスが未だに大好き。狐火さんがイカしてる。タレント活動も活発だけど、次のアルバムが今から本当に楽しみ。

TOKYO BANANA Ⅱ (feat. 狐火)

TOKYO BANANA Ⅱ (feat. 狐火)

  • あっこゴリラ
  • J-Pop
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

MARIA

CMBでもゲストとしてライブでかましてたSIMILABの紅一点メンバー、MARIA。OMSBやLIL’諭吉などで固めたUS直系の野太いサウンドが詰まったDETOXも中々だった。

Helpless Hoe

Helpless Hoe

  • MARIA
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes
Tear Me Down (feat. Cherry Brown & Takuma The Great)

Tear Me Down (feat. Cherry Brown & Takuma The Great)

  • MARIA
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes
SPASA

SPASA

  • MARIA
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 客演でも本当に良い仕事ばかりしている。NIPPSと絡んでるTWINKLE+の「There is」はなんとPANPEEのプロデュース。これからもMARIAにしかできない黒さを出しながら突き進んでほしい。次のアルバムまだかなー。

There is feat. NIPPS, MARIA, GAPPER

There is feat. NIPPS, MARIA, GAPPER

  • TWINKLE+
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
aaight feat. KOHH, MARIA (SIMI LAB)

aaight feat. KOHH, MARIA (SIMI LAB)

  • DJ SOULJAH
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes
100 (Remix) feat. ISH-ONE, ZORN, MARIA & Staxx T

100 (Remix) feat. ISH-ONE, ZORN, MARIA & Staxx T

  • JAZEE MINOR
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

ちなみに本当にMARIAが好きで、どれくらい好きかって言うとOMSBを出待ちして「あたしMARIAになりたいんです」と訴えて「オネエサンですか?」と困惑させたり、プリクラ撮った時もおもむろに「あんたの彼氏はここだよ」という落書きをしたり、熱狂的にMARIAが好き。

Yasco.

前回のCMBに出場したYasco.も遂に曲をサンクラにアップしたよ。社会人ラップ選手権界隈で活躍するYasco.は実はオネエスタイルダンジョンの常連でもあり、次のオネエスタイルダンジョン@新木場アゲハにもエントリーしているくせもの、じゃなくてつわもの。音源も聴いてみてね。

 

というわけで最後に自分の宣伝。あたしもRealsoundでCMBの記事を書きました。Realsound内でも4位に!まだ読んでない人は読んでね~!

realsound.jp


それでいいっしょはamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

  • SEOブログパーツ
  • SEO
  • loading
  • それでいいっしょ